不妊治療のきっかけ :それは私にとって自然な選択でした

こんにちは。助産師こあらです。今回は第二回目の記事。私が不妊治療を始めたきっかけについてお話ししたいと思います。不妊治療に対するハードルが少しでも下がり、「次の一歩」を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

「不妊治療」と聞くと、どこか特別なもの、ハードルの高いもの、と感じる方も多いかもしれません。でも、私にとってはとても自然な選択でした。

私は助産師として、総合病院でハイリスク妊娠を多く扱ってきました。そこで出会った妊婦さんの半分以上が、不妊治療を経て妊娠された方々でした。日々の仕事のなかで、「不妊治療=特別なこと」という感覚は、私の中にはほとんどありませんでした。

だからこそ、結婚してしばらく経ってもなかなか妊娠しないと感じたとき、不妊治療を始めることに抵抗はありませんでした。むしろ、「次に進もう」と素直に思えたのです。

ただ、振り返ってみると、私自身の体にはもっと早く目を向けておくべきだったなと、反省する部分もあります。

初めて生理が来たのは中学1年生。たしか順調に来ていた記憶があります。でも、大学受験の頃から少しずつ不順になり、助産師として働き始め、夜勤が始まってからは2ヶ月に1回程度に。特に強い症状もなく、「楽だな」とすら思っていたほどです。(助産師でありながら、自分の身体を後回しにしてしまったのは本当に反省です…)

そんな背景もあり、結婚後も特別な対策はせず過ごしていました。でも、いざ「子どもが欲しい」と思ったとき、生理不順のままでは自然妊娠が難しいことは、よくわかっていました。だからこそ、「じゃあ次は不妊治療だね」と、私は自然とその選択をしました。夫ともきちんと話し合い、理解と協力を得られたことも大きかったです。(当時私は20代後半でした)

不妊治療に踏み出すことに、不安や迷いを感じる方もたくさんいらっしゃると思います。「こんなに大変なことを始めていいのかな」と思ってしまう気持ち、すごくよくわかります。

でも、不妊治療は決して特別なことではありません。今や、とても多くの人が通っている道です。病気と同じように、「治療」という言葉がついているだけで、恥ずかしいことではないし、自分がやりたい、パートナーも同意してくれるのであれば後回しせずに積極的に進んで欲しい道です。

あなたのその一歩が、未来に繋がっているかもしれません。

私は、この記事を通じて、不妊治療に対する「心のハードル」を少しでも下げられたらと思っています。そして、「不妊治療をしている自分」も、「悩んでいる自分」も、どうか責めずに、認めてあげてください。

迷いながらでも進もうとしているその姿勢を、私は心から応援しています。

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